立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
高齢ドライバー問題への政策提言
医療・運転・福祉の多職種連携
その後の生活支援を含めて異知の融合を図り、新たなコンセプトやアプローチを
超高齢社会へ提供・還元するための具体的な政策を提言する。
第1章 高齢ドライバー激増時代の到来
1-1 社会問題としての高齢ドライバー / 1-2 本書の組立て / 1-3 交通安全対策の枠組み
第2章 自動車優先主義が定着した日本社会
2-1 わずか20年で築かれた日本の国民皆免許社会 / 2-2 自動車優先主義が定着した背景
/ 2-3 欧州主要国の車社会との比較
第3章 高齢ドライバーの運転能力
3-1 運転行動のメカニズム / 3-2 加齢に伴う心身機能の低下 / 3-3 高齢者の事故親和特性
/ 3-4 高齢者の事故回避特性と適応戦略
第4章 認知症と運転
4-1 認知症の基本 / 4-2 認知症ドライバーの運転能力評価 / 4-3 認知症ドライバー支援の現状
第5章 デジタル革命と自動運転
5-1 自動運転技術の発展 / 5-2 自動車の未来
第Ⅱ部 高齢ドライバー支援策の提言
第6章 高齢者講習をめぐる問題
6-1 高齢者講習の発展過程 / 6-2 2020年改正法の問題点
第7章 多職種連携のスキーム
7-1 政府案に対峙する限定免許案の提言 / 7-2 多職種連携による高齢者支援
第8章 令和時代の高齢者の生き方
8-1 街づくりの発想転換 / 8-2 生き方変革の理論