立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
遊び込む子どもを支える幼稚園カリキュラム
未来の幼児教育・保育のために
著者 | 杉浦 英樹 編著 上越教育大学附属幼稚園 著 |
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ジャンル | 教育学 テキスト > 教育 |
出版年月日 | 2019/10/10 |
ISBN | 9784762029301 |
判型・ページ数 | B5・226ページ |
定価 | 2,970円(本体2,700円+税) |
在庫 | 在庫あり |
「遊び込む子ども」をキーワードに,日本で最も若い国立大学附属幼稚園である上越教育大学附属幼稚園のカリキュラムの全体像をありのままに示す。
子どもの自発的な活動としての遊びを通した総合的な指導を支えるカリキュラムについて,具体的に提案する。
「カリキュラムの概要」「カリキュラムの実際」「カリキュラム・マネジメント」「カリキュラムの諸相」の4本柱から構成。実践者と研究者がしっかりとスクラムを組み創り上げてきた実践と研究、長年にわたる保育実践と学び合いの軌跡がまとめられた1冊。
※このたび、本書(第1刷)について誤りがございましたので、下記の通り訂正をさせていただきます。
読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をお掛け致しました事を、深くお詫び申し上げます。
「遊び込む子どもを支える幼稚園カリキュラム」
P90 4歳クラス年間指導計画Ⅷ期(1月~3月) 表において
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未来の幼児教育・保育はここから始まる!
Ⅰ 幼稚園カリキュラムの概要
第1 章 上越教育大学附属幼稚園の設立とカリキュラム開発
第1 節 当園設立の経緯と組織の概要
第2 節 カリキュラム開発の経緯
第2 章 園の一日と子どもたちの遊び
第1 節 一日の教育時間
第2 節 園の環境づくり
第3 節 週案・日案と実践の展開──援助の見通しをどのように立てているか──
Ⅱ 幼稚園カリキュラムの実際
第3 章 園生活全体の経験としてのカリキュラム
第1 節 幼稚園カリキュラムと全体の構成
第2 節 教育課程および年間指導計画について
第4 章 年少児の遊び込む姿を支える──「雨どい遊び」の展開──
第1 節 3 歳クラスの遊びと保育
第2 節 「雨どい遊び」(第Ⅲ期10 月)
第3 節 「雨どい遊び」を振り返って
3 歳クラス・年間指導計画(第Ⅰ~Ⅳ期)
第5 章 年中児の製作遊びをみつめる──「車づくり」の1ヵ月──
第1 節 4 歳クラスの遊びと保育
第2 節 「車づくり」(第Ⅷ期1 月~ 2 月)
第3 節 「車づくり」を振り返って
4 歳クラス・年間指導計画(第Ⅴ~Ⅷ期)
第6 章 年長児の協同遊びを支える──みんなの「クリスマスパーティー」──
第1 節 5 歳クラスの遊びと保育
第2 節 「クリスマスパーティーを開こう」(第?期11~ 12 月)
第3 節 「クリスマスパーティーを開こう」を振り返って
5 歳クラス・年間指導計画(第Ⅸ~?期)
接続期(5 歳クラス9 月~小学校1 年生5 月上旬)の接続プラグラム全体計画
第7 章 養護のカリキュラム
第1 節 子どもの心と体の健康を支える保育
第2 節 年間指導計画
第3 節 具体的活動と事例
第4 節 おわりに
Ⅲ カリキュラム・マネジメント
第8 章 研究を支える環境づくり──隠れたカリキュラムを中心に──
第1 節 はじめに
第2 節 生活科発祥の地の「子ども観」
第3 節 附属幼稚園に勤めるからには
第4 節 赴任1 年目の「幼少の円滑な接続を促す幼児教育の推進」の研究について
第5 節 なぜ2013(平成25)年度から「遊び込む子ども」を研究テーマにしたのか
第6 節 「遊び込む子ども」の研究をどのように進めていくのか
第7 節 副園長の視点で行った環境整備
第8 節 その他の研究にかかわる環境づくり
第9 節 笑顔で子どもの良さを語る職員
第10節 おわりに
第9 章 変革期における国立大学附属園の環境整備
第1 節 はじめに
第2 節 教育・研究活動を守り,支えるための環境整備
第3 節 おわりに
第10 章 カリキュラム・マネジメントの展開──「遊び込む子ども」の研究を支える──
第1 節 はじめに
第2 節 カリキュラム・マネジメントの実際
第3 節 おわりに
Ⅳ 「遊び込む」子どもを支える幼稚園カリキュラムの諸相
第11 章 「遊び込む」姿の魅力
第1 節 「遊び込む」とは:定義から姿の描写へ
第2 節 「遊び込み」を支えるもの
第3 節 「遊び込み」の意義
第4 節 おわりに
第12 章 幼稚園カリキュラムにおける「あそび」の意義
──子どもの主体的な遊びを促す教師の援助に着目して──
第1 節 はじめに
第2 節 4 歳児クラス(やま組)における製作遊びの事例
第3 節 子どもの製作遊びが豊かに発展していくための配慮と援助について~事例に基づく考察~
第13 章 幼稚園カリキュラムにおける「みんな」の特質
──「遊びの三角形」による事例分析を通して──
第1 節 はじめに
第2 節 設定保育・一斉保育と自由保育とは
第3 節 「みんな」と「一斉保育・設定保育」との異同
第4 節 「みんな」の活動は「保育の質」を高めているのか
第5 節 保育の質をどのように評価するか
第6 節 子どもの遊びを評価する視点としての「遊びの三角形」
第7 節 今後の保育・教育への示唆
第14 章 「遊び込む」子どもの育ちに「せいかつ」は何ができるか
第1 節 はじめに―「せいかつ」とは
第2 節 変わっていく「せいかつ」の力点
第3 節 「せいかつ」における「片付け」の意味
第4 節 「せいかつ」は「あそび」「みんな」とどうかかわっているのか―「食べる」ことに注目して―
第5 節 おわりに
第15 章 「遊び込む」子どもの姿を支える保護者──ヒアリング調査結果にみる連携の意義──
第1 節 はじめに―上越教育大学附属幼稚園における保護者との連携の特色
第2 節 教師および保護者へのヒアリング調査
第3 節 おわりに―遊び込む子どもを支えるための保護者との連携
あとがき
【コラム】
「遊び込む」という言葉に魅かれて
「遊び込む」子どもを感じた時
子どもたちの姿をみつめて
学びの基盤を保障する幼稚園カリキュラム研究