立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
授業をつくる! 最新小学校理科教育法
見開き2頁構成にて、授業づくりを念頭においた章構成を展開。
教師と児童の会話によるユニークな授業紹介や、Q&Aによる盲点発見、授業をつくるための指導案づくり、
授業づくりのために必要な知識・考え方を提示。
また、現場で楽しくわかる理科の授業づくりの手がかりも豊富に盛り込み、
現役小学校教師が理科の授業を捉えなおすための基本文献としても最適な一冊。
【執筆者】
青野裕幸、浅見奈緒子、石田好広、石渡正志、大島 修、門倉松雄、左巻健男、鈴木啓督、
多賀 優、高橋泰道、寺田光宏、長友大幸、濱田栄作、船田智史、南 伸昌、山崎宣次、山下芳樹、
横山 光、吉田安規良(五十音順)
1.小学校理科の目標 / 2.期待される「資質・能力」 / 3.小学校理科指導の課題
/ 4.主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)
/ 5.生きて働く知識・技能の習得と活用 / 6.わが国の小学校理科に対する今後の期待
1章 理科で何を学ばせるか
1.エネルギー(物理分野)の学習のねらい / 2.粒子(化学分野)の学習のねらい
/ 3.生命(生物分野)の学習のねらい / 4.地球(地学分野)の学習のねらい
/ 5.小中のつながり
2章 授業の実際例 ―エネルギー(物理分野)―
1.3年・電気の通り道―電気を通す物 / 2.3年・光と音の性質 / 3.4年・電流の働き
/ 4.5年・電流がつくる磁力 / 5.6年・てこの規則性 / 6.6年・電気の利用
/ 7.エネルギー(物理分野)のポイント
3章 授業の実際例 ―粒子(化学分野)―
1.3年・物と重さ / 2.4年・金属,水,空気と温度 / 3.5年・物の溶け方
/ 4.6年・燃焼の仕組み / 5.6年・水溶液の性質 / 6.粒子(化学分野)のポイント
4章 授業の実際例 ―生命(生物分野)―
1.3年・身の回りの生物-昆虫 / 2.4年・人の体のつくりと運動
/ 3.5年・植物の発芽,成長,結実 / 4.6年・人の体のつくりと働き
/ 5.6年・植物の養分と水の通り道 / 6.生命(生物分野)のポイント
5章 授業の実際例 ―地球(地学分野)―
1.3年・太陽と地面の様子 / 2.4年・雨水の行方と地面の様子 / 3.4年・月と星
/ 4.5年・流れる水の働き / 5.6年・地層のでき方 / 6.6年・月と太陽
/ 7.地球(地学分野)のポイント
6章 授業の方法
1.授業の進め方 / 2.問題解決の過程を通じた学習活動 / 3.コンピュータ等のICT機器の活用
/ 4.評価規準,評価基準,評価・評定の方法 / 5.素朴概念から科学概念へ
/ 6.ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」論
7章 授業づくりと学習指導案
1.学習指導要領と教科書の検討 / 2.学習指導案は何のために書くのか / 3.学習問題の設定
/ 4.理科と観察・実験 / 5.授業の構成モデル-到達目標・学習課題方式の授業
/ 6.授業の構成モデル-仮説実験授業 / 7.理科の学習指導案のポイント
/ 8.学習指導案の実際(実験中心) / 9.学習指導案の実際(観察中心)
8章 基本的な実験器具の使い方 ―試薬の扱い方・安全管理―
1.基本的な実験器具の使い方 / 2.試薬の扱い方・試薬の調製 / 3.理科室の整備と管理
/ 4.予備実験の重要性と方法 / 5.事故事例と注意点(チェックポイント)
付録1 戦後小学校理科教育の歴史
付録2 理科授業,観察・実験の参考文献
付録3 小学校学習指導要領(抄)
Column
1 手回し発電機の仕組み
2 月の満ち欠けの仕組み
3 複式学級と学級編制・教育課程・指導法
4 特別の支援が必要な児童への対応
5 コンデンサーの仕組み
6 電子オルゴールの仕組み
7 自由研究の指導