立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 64
■特集 メッセージ分析の可能性
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編集・発行 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2004/01/31 |
ISBN | 4762012912 |
判型・ページ数 | A5・232ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
メディアのコンテンツを如何に研究し、如何に分析するのか、そうしたマス・コミュニケーション研究、メディア研究の最も根本的なツールの部分を多角的な分析方法により再考する。
特集テーマをめぐって 藤田 真文
内容分析研究の展開 日吉 昭彦
言説分析の新たな展開
――テレビのメッセージをめぐる研究動向 岡井 崇之
内容分析研究におけるコンピュータの利用状況
――米国の事例を中心として 吉田 文彦
エスノメソドロジー・会話分析におけるメッセージ分析の方法 山田 富秋
「ジェンダーとメディア」研究におけるメッセージ分析 四方 由美
■論文
映像広告に関する理解の実践過程
――「象徴」をめぐる相互行為的な実践 是永 論
グローバル化時代におけるエスニック・メディアの社会的機能
――ニューヨーク市の日系新聞読者調査から 藤田 結子
多チャンネル状況におけるチャンネル・レパートリーと情報志向性
――視聴頻度別レパートリー指標からの視点 古川 良治
カルチュラル・スタディーズにおける批判的コミュニケーション論の再構成
――スチュアート・ホールの視座転換を手がかりにして 山腰 修三
娯楽化する教育
――「ドラえもん」のエデュテイメント教材を中心に 山田 暢子
■第十ー回日韓国際シンポジウム
「イラク戦争とジャーナリズム」第四部 討論とパネル・ディスカッション
鈴木みどり
■2003年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 北朝鮮報道と総ジャーナリズム状況を考える
記録 橋場 義之
2 ナラティブ・ジャーナリズムの理論と展開
ー「市民化」表現の日米比較 記録 小玉美意子
3 ファシスト的公共性と音声ナショナリズム
ー『ラジオ=ファシズム』論再考 記録 山口 功二
4 デジタル放送時代のネットワークと地域放送
記録 碓井 広義
5 インターネット空間におけるジャーナリズムの可能性
記録 新井久爾夫
6 ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーション教育の現状
における問題点と今後の方向性―学会員調査の結果から―
記録 福田 充
7 新聞はどこへ行くのか 記録 篠原 俊行
8 小さな巨大メディアーコミック同人誌の現在(2)
記録 藤田 高弘
9 メディア環境の変化と韓国の大統領選挙 記録 岩渕 美克
10 地域の紛争における会議集会を放送はいかに伝えるか
――議論への市民参加と情報の共有のために 記録 松浦さと子
11 地域向けニュース・情報番組の製作、編成と消費
記録 小林 直毅
■研究会の記録(2003年4月?2003年10月)
裁判員制度と取材・報道の自由/ドキュメンタリーの可能性/『ブロンディ』/デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ3/地上デジタル放送を活用した地域情報提供の可能性/天皇報道とラジオ