立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 68
■特集 メディア変容時代のジャーナリズム
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編集・発行 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2006/01/31 |
ISBN | 476201480X |
判型・ページ数 | A5・208ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
既存の新聞ジャーナリズムの対応の変化、市民運動のジャーナリズム活動への参入、また匿名掲示板やブログ・ジャーナリズムなどのニュー・メディアが、「書く」「伝達する」という行為の変化にどのように関わってくるのか、多角的な視点から考察を試みる。
4本の特集論文他、ジャーナリズムの死角を照らし出す5本の査読論文を収録。
・特集テーマをめぐって…藤田真文
・IT時代の新聞ジャーナリズムの変容…橋場義之
・ジャーナリズムへの市民参加…松本恭幸
・「匿名掲示板」と世論形成の磁場…田辺龍
・「日本語ワープロ」の銀河系―「書くこと」の電子化と「編むこと」のデザイン…長谷川一
■論文
・文章解析ソフトウェアTex-Rayの概要と応用事例
―小泉内閣関連新聞社説の内容分析結果による内閣支持率の予測…吉田文彦
・メディア利用行動におけるテレビとインターネットの同時的並行行動に関する研究―日記式調査(Time Use Survey)による分析結果を元に…金相美
・「エンコーディング/デコーディング」論の理論的背景及び批判的潜在力の所在…椎名達人
・「公共放送」という理念―ジョン・リースの思想におけるBBCの独立の意義―…津田正太郎
・韓国における日本のテレビソフトの移植―韓国制作者の日本製ソフト受容を中心に―…金廷恩
■2005年度春季研究発表会
シンポジウム
1 ジャーナリズム教育の可能性
問題提起者:木下和寛 大井眞二
討論者:川崎泰資 武市英雄
司会者:濱田純一
2 現代のプロパガンダとジャーナリズム
問題提起者:橋本晃 永島啓一 福間良明
討論者:谷藤悦史
司会者:山本武利
■2005年度春季研究発表 ワークショップ報告
1 インターネット・ニュースサイトと市民の情報発信
2 ディスクール分析の再検討
3 フリーペーパーの挑戦
4 『公共放送』再考 イギリス放送制度から日本の放送制度へ
5 島根の公共事業と地域ジャーナリズム
6 東アジア映画史論の提唱
7 政権権力者による憲法21条違反嫌疑と報道界
―NHK「問われる戦時性暴力」番組改変問題を通して―
8 オルタナティブメディア・コミュニケーションの可能性と問題点の再考
―遠隔地コミュニケーション実践の事例から―