立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 76
特集 「昭和」の記憶とメディア
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2010/01/31 |
ISBN | 9784762020230 |
判型・ページ数 | A5・320ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
特集「『昭和』の記憶とメディア」では「昭和」の語りのポリティクスについて考察する。
6本の特集論文、8本の投稿論文のほか2009年度春季研究発表会、ワークショップ報告、研究会等の記録を掲載。
「昭和」の記憶とメディア―特集企画の趣旨(福間良明)
昭和30年代はどう語られたか
―“昭和30年代ブームについての覚書”(壹市田孝一)
昭和の風景への/からの視線
―メディアの語りのなかの昭和30年代(浅岡隆裕)
ジャーナリズムと映像表現―昭和/消去の類型(別府三奈子)
「若い女性」雑誌にみる戦時と戦後―『新女苑』を中心として(石田あゆう)
「新聞少年」という昭和の記憶―新聞が全盛期だったころ(今西光男)
「戦後」意識と「昭和」の歴史化―「戦争体験」の歴史性と普遍性(野上 元)
■論 文
なぜミュージアムでメディア研究か?(光岡寿郎)
―ロジャー・シルバーストーンのミュージアム論とその射程
ラジオ自作のメディア史(溝尻真也)
―戦前/戦後期日本におけるメディアと技術をめぐる経験の変容
「服飾雑誌」の歴史的成立(工藤雅仁)
―1950?60年代の『装苑』の誌面構成と読者の変容に焦点を当てて
国内新聞社のウェブサイト展開と新聞社規模との関連性(小寺敦之・竹村朋子)
―ウェブコンテンツとウェブテクノロジーに関する量的比較
A.グラムシの「ジャーナリズム」論をめぐって(巫坤達)
―『獄中ノート』の諸覚書から
世論調査の視座構造に関する歴史的考察(鄭佳月)
―占領期における民主化政策とPO&SRの認識を軸として
「禁止」と「越境」(金成玟)
―50-70年代韓国釜山における日本の「電波越境(spill-over)」現象の文化的意味
1870年代の小新聞における「下等社会」と階層意識(石堂彰彦)
■2009年度春季研究発表会 シンポジウム
■2009年度春季研究発表会 ワークショップ
■研究会の記録(2009年4月?2009年8月)