立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
現代経営基礎シリーズ 5
現代経営組織論の基礎
著者 | 佐久間 信夫 編著 坪井 順一 編著 |
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ジャンル | 経営学 |
シリーズ・巻次 | 現代経営基礎シリーズ 5 |
出版年月日 | 2011/04/25 |
ISBN | 9784762015755 |
判型・ページ数 | A5・280ページ |
定価 | 2,860円(本体2,600円+税) |
在庫 | 在庫あり |
第1部は、組織の基本的概念や組織形態について、
第2部では、組織論の発展に寄与したさまざまな理論を紹介。
第3部では、組織論の今日にいたる理論的発展について、
そして第4部では組織論における新しい問題を取り上げる。
【執筆者】
坪井順一、井上善博、佐久間信夫、廣瀬隆明、杉田 博、西村 晋、犬塚正智、高橋成夫、吉村泰志、西川耕平、
間嶋 崇、瀬口毅士
第1章 経営組織の基本概念
1 人間と組織
2 組織の近代化と現代化
3 組織の概念
4 組織における個人
5 経営形態の発展
第2章 経営組織の基本形態
1 経営組織の基本設計
2 進化した経営組織
3 国際的な経営組織
第2部 組織論の生成と発展
第3章 レスリスバーガーの組織論
1 はじめに
2 ホーソン実験と人間関係論
3 レスリスバーガーの人間関係論
4 おわりに
第4章 ヴェーバーの組織論
1 組織論としてのヴェーバー官僚制論
2 近代官僚制の特徴
3 近代官僚制成立の基盤
4 合法的(依法的)支配、伝統的支配、カリスマ的支配
5 官僚制批判と現代
第5章 フォレットの組織論
1 はじめに―フォレットの生涯と業績
2 プロセス観の基礎―統合論
3 組織化のプロセス
4 組織化のプロセス―統一体論
4 組織化のプロセスと管理
5 管理者の役割とリーダーシップ
6 おわりに?経営組織論史におけるフォレットの位置と意味
第6章 バーナードの組織論
1 はじめに
2 バーナード理論における「有効性」と「能率性」
3 協働体系
4 公式組織
5 誘因と説得の方法
6 権限受容説
第7章 サイモンの組織論
1 サイモン理論の方法論的基礎
2 組織影響力の理論
3 サイモンの意思決定論
4 むすびに―カーネギー・モデル
第8章 行動科学的組織論
1 行動科学の誕生
2 アージリスの組織論
3 リッカートの組織論
4 結び
第3部 組織論の分化と深化
第9章 動機づけ理論
1 はじめに
2 マズローの欲求段階理論
3 アルダーファのERG理論
4 マグレガーのX理論・Y理論
5 ハーズバーグの動機づけ―衛生理論
6 期待理論
7 モチベーション理論の内容論と過程論の比較
8 産業心理学の現代的な問題
第10章 リーダーシップ論
1 はじめに
2 リーダーシップとは何か
3 初期のアプローチ
4 リーダーシップの交換理論と認知的アプローチ
5 変革的リーダーシップ論
6 オーセンティック・リーダーシップ
7 おわりに
第11章 意思決定論
1 バーナードの意思決定論
2 サイモンの意思決定論
3 バーナード理論とサイモン理論
4 マーチ=サイモン理論
第12章 組織文化論
1 はじめに
2 組織文化論の登場の背景
3 2つの組織文化論
4 おわりに
第13章 組織変革論
1 はじめに
2 組織開発の歴史
3 組織開発の概要
4 組織開発プロセス
5 組織開発の介入プロセスと方法
6 介入プロセスと方法
7 組織変革論のまとめ
第4部 組織論の近年の動向
第14章 組織学習論
1 はじめに
2 組織行動論における学習理論
3 戦略論・経営管理論における学習理論
4 組織変革における学習理論
5 組織学習論のまとめ
第15章 組織不祥事論
1 はじめに
2 組織不祥事とは?
3 組織不祥事の発生メカニズム
4 組織不祥事はいかに防げるのか?
5 おわりに
第16章 コーポレート・ガバナンス論
1 はじめに
2 株式会社の機関設計の多様化
3 監査役会設置会社
4 監査役設置会社における取締役会の問題点とその改革
5 委員会設置会社の機関と運営
第17章 社会的企業論
1 はじめに―社会的企業の台頭
2 社会的企業とは何か
3 社会的企業の組織形態
4 社会的企業の事例
5 ソーシャル・アントレプレナーの役割―結びに代えて
第18章 ポストモダンの組織論
1 ポストモダンとは何か
2 組織論におけるポストモダン
3 ポストモダン組織論
4 ポストモダン組織論の可能性