立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 79
■特集 多文化社会とメディア
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2011/07/31 |
ISBN | 9784762022043 |
判型・ページ数 | A5・224ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
特集「多文化社会とメディア」。
6本の特集論文、3本の投稿論文のほか2010年度秋季研究発表会、ワークショップ報告、研究会の記録を掲載。
特集に寄せて(阿部るり)
多文化社会のメディア
―文化シティズンシップの実践に向けて(岩渕功一)
コリアン・ネットワークから見る
―ディアスポラ・メディア研究の地平(玄 武岩)
多文化社会アメリカとメディア
―人種・ジェンダーの表象を中心として(藤田結子)
在外ブラジル人ディアスポラとメディア
―テレビとそのオーディエンスのトランスナショナルな戦略を中心に
(アンジェロ・イシ)
多文化社会状況とコミュニティラジオ
―多言語放送局FMわぃわぃ(神戸市長田区)の経験と課題(山中速人)
■論 文
1932年ロサンゼルス・オリンピックのメディア表象(浜田幸絵)
「公報」、あるPRの類型
―1960年代、韓国における政府コミュニケーションをめぐって
(河ケイ珍)(ケイは日の下に火)
科学雑誌は核エネルギーを如何に語ったか
―1950年代の『科学朝日』『自然』『科学』の分析を手がかりに(山本昭宏)
■2010年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 オタク研究とマス・メディア(茨木正木治)
2 休止
3 有名性と文化人:現代メディアにおける人称性の消え難さ(難波功士)
4 地域コミュニティにおける対人コミュニケーション
活性化のためのメディア利用の可能性(大坪寛子)
5 選挙報道とジャーナリズム(小黒純)
6 メディア研究における〈theory building〉とはなにか(佐幸信介)
7 身体表象/身体イメージの変容とメディア選択の多様化(西山哲郎)
8 地方紙から見たジャーナリズム教育(五十嵐浩司)
9 大衆文化のメディア史
―「メディアと観光」を事例として(井川充雄)
10 多文化社会におけるマス・メディアの役割(丹羽美之)
11 集中排除原則の緩和と情報の多様性
―アメリカにおける放送所有規制をめぐる議論(林 香里)
12 キャラクターとの「コミュニケーション」は可能か?
―恋愛ゲーム『ラブプラス』の利用と満足を例に(小川博司)