立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
社会学的ディアボリズム
リスク社会の個人
個人が社会の「中」に包摂されるのではなく、社会と「対峙」する個人という視点を強調している。
ディアボリックな視点=「分離と個別化を生む契機」を読み取る視角から、
新しい社会と個人の結びつきを考察する。
序 / 1 シンボリックなもの/ディアボリックなもの / 2 リスクとシンボリズム / 3 再帰的ディアボリズム
/ 4 分離されること
第2章 親密性のパラドクス
序 / 1 特異なコミュニケーション / 2 “ロマンチック・ラブ”という理想 / 3 ポスト近代と親密性
/ 4 親密さのコード / 5 愛というメディア
第3章 信頼のリスク
序 / 1 「安全」の脱構築 / 2 信頼論の構造 / 3 信頼の構造転換 / 小括 「個人」という問いへ
第4章 個人化する個人
序 / 1 個人の個人化 / 2 個人化論 / 3 <包摂・内在>型から<分離・接続>型へ
/ 4 個人化と社会学
第5章 個人「と」社会
序 / 1 意識システムと社会システム / 2 主体の“奸計” / 3 「閉じつつ開く」システム