立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
学習者とともに取り組む授業改善
授業設計・教育の方法および技術・学習評価
本書は、教育現場で授業を行う際に発生する諸問題を、そうした教育工学的アプローチで考え、問題解決することをめざす。
前半で授業設計・学習評価、後半で情報活用・新しい教育手法について、各章冒頭でクリティカル・クエスチョンをあげ、それぞれ検討・考察を行うかたちで問題を解決に導く。
1 教育の方法および技術と他科目との関係
2 授業における教師の意思決定モデル
3 「教科書を学ぶ」と「教科書で学ぶ」
4 授業設計のポイント
5 授業設計の手順と教材研究
6 目標分析と評価問題の作成
7 誤り・つまづきの予測
8 授業の展開と教授方略
9 授業状況の予測と教授意図の明確化の必要性
10 教授スキル
11 生きる力の育成と授業の工夫
12 授業の評価と改善
13 「関心・意欲・態度」の評価
14 「総合的な学習」の評価
15 通知表の機能
第2部 情報活用・新しい教育手法
1 教育手段としてのICTと教育内容としてのICT
2 各教科における情報教育の必要性
3 数学・理科における教育の情報化の例
4 社会科や地歴・公民科における教育の情報化の例
5 「総合的な時間」における情報教育の例
6 教育の情報化を意識した授業設計の考え方
7 問題解決力育成のための単元指導計画
8 共同学習、情報の共有、発信、交流の促進
9 教師による活用と生徒による活用
10 評価におけるICTの活用
11 情報化のメリットとデメリット
12 教育の情報化における配慮事項
13 教育の情報化のための教授スキル