「〈子ども学〉論集」が『日本教育新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.04.16
マス・コミュニケーション研究 87
特集:メディアの物質性
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2015/07/31 |
ISBN | 9784762025532 |
判型・ページ数 | A5・288ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
特集:メディアの物質性
5本の特集論文、6本の論文のほか、2014年度秋季発表会・ワークショップ報告、研究会の記録を掲載。
「もの」をめぐるメディア研究へむけて―特集「メディアの物質性」解題
移動するモノ、設計される経験 ―ケータイの可動性と可変性をめぐって
昭和初期の古写真蒐集家と民間学の資料空間―モノの資料化とアーカイブ運営―
出版における書物の物質性をめぐって―電子書籍・装丁/ブックデザイン・マンガ―
メディアの物質性と媒介性 ――模型史からの考察―
■論文
沖縄密約情報公開訴訟と知る権利
「ラジオの声」の生成史―1920年代米国のラジオにおける声の経験についての考察
映画観客の読書実践―1920年代における映画館プログラムと「観ること」―
ジュークボックスによる音楽聴取の様相??1960/70年代日本の喫茶店を事例
日本の子ども向けテレビ番組におけるホストセリングCMに関する一考察―テレビコマーシャルの内容分析を通じて
「コミックコーナー」の社会史―1970?80年代の小売書店空間におけるマンガの「市民権」の成立過程
■2014年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 デジタルメディアのインタラクティブ性に関する考察
2 ともにガラパゴス化する“日本型ジャーナリズム"と“日本型ジャーナリズム論"― 米英との比較を手がかりに ―
3 東日本大震災以降のメディアコンテンツの展望 ― NHK 朝の連続テレビ小説『あまちゃん』による地域振興に着目して ―
4 雑誌メディア研究の現状―日本の論壇雑誌を事例として ―
5 特定秘密保護法制の構造と課題
6 地域映像アーカイブ研究と実践 ―多様なアーカイブをつなぐ理論的アプローチ
7 マンガ研究、ジャーナリズム研究とジェンダー研究 ― ステレオタイプを手がかりにそれらの立ち位置を確認する
8 韓国におけるジャーナリズム環境の変化と代案メディアの登場
9 テレビとネット動画の未来図―映像産業/映像文化の将来を展望する ―
10 新聞産業の現状とジャーナリズムの行方
11 各国における公共放送の統治システムの検証
12 2000年代以降のメディア文化をどう捉えるか? ―青少年の音楽生活に関する実態調査をもとに ―
13 有権者の政治意識・投票行動とネット選挙運動の解禁
14 テレビが記録した「震災」「原発」の3年―震災関連放送アーカイブの可能性と課題―
15 1970 年前後の少女マンガにおける「西洋」表象
■研究会の記録(2015年1月?2015年2月)
■『マス・コミュニケーション研究』投稿規定
■『マス・コミュニケーション研究』執筆要領
■英文抄録