立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 88
特集:「ポピュラー・カルチャーと戦争」の70年
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2016/01/31 |
ISBN | 9784762025839 |
判型・ページ数 | A5・248ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
4本の特集論文、6本の論文のほか、2015年度春季研究発表会・ワークショップ報告、研究会の記録を掲載。
「『ポピュラー・カルチャーと戦争』の70年」シンポジウムによせて――内容分析の可能性(谷本奈穂)
「女性と戦争」を歌う歌謡曲の戦後史――菊池章子と二葉百合子を中心に(高井昌吏)
日本・ドイツの空襲と「ポピュラー・カルチャー」を考えるために――『君の名は』『ガラスのうさぎ』『ドレスデン』などを例に
(柳原伸洋)
「断絶」の風化と脱歴史化――メディア文化における「継承」の欲望(福間良明)
■ 論文
重層化する身体への眼差し―ヴァンプ女優としての京マチ子の分析(北村 匡平)
明治民権期における声と活字――集会条例による政談演説/学術演説の区分を巡る政治性(新藤 雄介)
大正期における漫画の両義性と社会的布置――漫画家集団「東京漫画会」を事例として(鈴木 麻記)
ビデオにおける「教育の場」と「家庭普及」――1960年代後半-70年代の業界紙『ビデオジャーナル』にみる普及戦略(永田 大輔)
「防災の日」をめぐる災害の記憶―1924-2014年における関東大震災周年社説を手がかりに(水出 幸輝)
米国スミス・ムント法と沖縄CIEの情報教育プログラム1948-1952(吉本 秀子)
2015年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 情報とコミュニケーションの基本概念
2 メディア史における「東方社コレクション」の意義と利活用の可能性
3 マンガ研究とメディア研究――「漫画化」を手掛かりに
4 デジタル・メディア空間における「女性」性 ――その両義性の批判的検討
5 モビリティとメディア文化――人の移動とメディアが取り結ぶ関係から考える
6 国際報道における,翻訳・通訳の問題を考える
7 警察リークと犯人断定報道――袴田事件から氷見事件まで
8 公権力とメディア
9 ネット・ケータイ時代の「メディア利用」をどのように捉えるか
10 ネット社会のテレビの行方
11 テレビとネットの融合によるビジネスの可能性
12 ヘイトスピーチの法的規制と表現の自由
13 IAMCR and Japan Society for Studies in Journalism and Mass Communication
■研究会の記録(2015年5月~2015年6月)
検証ジャーナリズム第6回 報道機関の第3者委員会を考える/橋下政治とメディア
■『マス・コミュニケーション研究』投稿規程
■『マス・コミュニケーション研究』執筆要領
■英文抄録