新刊

現代福祉コミュニティ論

著者 和田清美 編著
ジャンル 社会福祉
出版年月日 2018/03/10
ISBN 9784762027888
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
都市型社会に入り、全体人口の減少と少子高齢化の進展が重なる「都市成熟化時代」における「福祉コミュニティ」の現実と課題を、事例調査を中心にまとめたものである。
前著において、「福祉コミュニティ」は「新しい時代の新しい社会福祉の概念」として構想し世に問うたが、時代の変化とともに、「構想」から「実態化」を経て、いまや「深化」の段階にあることを事例調査から検証することが目的である。
第I部 総論:福祉コミュニティの現代的地平
一構想から実態へ,そして深化ヘ―

1. 今, 何故, 福祉コミュニティなのか
2. 福祉コミュニティの起点1970年代
3 福祉コミュニティの構想1980年代
4. 「福祉コミュニティ」への転換1990年代
5. 「福祉コミュニティ」の実態化2000年代
6. 「福祉コミュニティ」の現代的地平一2010年代
7 現代福祉コミユニティの現場へ

第Ⅱ部 福祉コミュニティの事例を読み解くと

・「セツルメント」のミッションを継承し続ける100年の歩み
・「善隣思想」を現代に生かす―新しい地域づくりへの模索
・地域に根ざし地域に守られ60年以上つづく地域医療活動ーセツルメント診療所
・丸山コミュニティの水脈と現在
・リサイクル活動から障害者の就労の場をーリサイクルみなみ作業所
・自立した地域生活を目指して-45年続く障害児地域自主訓練
・京都のまちの「暮らし」の中に溶け込む福祉活動

[コラム①] 台湾の社区発展協会と地域福祉活動

・地域の障害者高齢者の「外出」を支える福祉ボランティア活動
・精一杯地域で働く「仲間たち」ーはぐるま工房での農福連携の試み
・「おしきせで無い・ほどこしで無い、金もうけで無い」
 ―普通の主婦が注目を集めた30年
・女性・外国人支援のパイオニア一女性の家HELP.
・地域で子ども,障害者,高齢者を見守り,支援する
・施設を核とした世代間交流・地域交流の展開――
・「放っておけない」気持ちで広がる地域共生
 ―川崎市ふれあい館・桜本こども文化センター
・「気になる人を真ん中に」――地域住民による高齢者の支え合い
・100%加入自治会の地域福祉活動
・家を探すだけでなく生活全般の難問にも応える外国人支援のコーディネーター
・自分たちの街は自分たちで守る―愛犬とともに.
・地域資源(ヒト,モノ,カネ,情報)を融合した公園経営
・「個々に暮らす」と「共に住まう」の調和
・「まちのお茶の間」を次世代に
・強力な地縁による下町の地域活動―イベントから防災まで
・クリエイティブな自治区をつくるMAD City
・障害者を身近に感じてほしい一障害者アートを通したまちづくり
・法人後見による永続的な権利擁護
・地域活性化のコツとしての経営感覚―コミュニティカフェ「メサ・グランデ」

[コラム②] 大学と地域で創る多世代交流プロジェクト―みなみおおさまカフェ

・認知症になっても自分らしく生きる「次世代型デイサービス」DAYSBLG!
・「映画の街」と地域コミュニテイの再生―キネマフューチャーセンター
・シェアハウスのキッチンを活用して始めた子ども食堂

[コラム③] トーコーキッチンはリアルSNS

・多世代共生コミュニティを育む多摩版CCRC


第Ⅲ部 現代福祉コミュニティへのパースペクティブ
    ―福祉コミュニティをすすめるために

・福祉コミュニティの組織化論ー現段階における到達点と課題
・「福祉コミュニティ」と地域福祉文化


第Ⅳ部
福祉コミュニティを考える一現地調査から読み解く

・超高齢化社会と自己決定権を考える
・福祉コミュニティと地域活動
・新しい福祉コミュニティが抱える課題と展望
・福祉コミュニティの持続性と組織形態に関する課題
・福祉コミュニティと空き家活用

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