立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
アメリカの学校教育
教育思潮・制度・教師
絶えず挑戦的な革新を続けているアメリカの教育について、
歴史的・制度的・思想的な背景と実態を具体的に挙げながら解説する。
第1章 教育思潮
1 アメリカにおける伝統的教育観
2 第二次世界大戦後にみる教育観の変遷―「学問中心のカリキュラム」と「人間中心の教育」―
3 学力重視の教育─1980年代半ば以降─
4 まとめ―2つの教育観の統合―
第2章 学校制度
1 「複線型」と「単線型」の学校制度
2 アメリカの学校制度─8−4制から6−3−3制など多様な制度へ─
3 総合制ハイスクールからオールタナティブ・スクールへ
4 まとめ―教育の多様化と選択―
第3章 学校教師
1 養成教育
2 免許制度と研修
3 学校教師の現状と課題─都市部を中心に─
4 まとめ―優れた教師の確保とその公平な配置―
第4章 学校・地域・大学のパートナーシップ
1 学校と地域の連携の歴史
2 フィラデルフィア教育基金(PEF)
3 ウェスト・フィラデルフィア改善組織(WEPIC)
4 まとめ―効果的な学校・地域・大学のパートナーシップ―
第5章 学校教育をめぐる一般市民の意識
1 標準学力テストに対する態度
2 公立学校の評価
3 教師への期待
4 まとめ―世論調査からみえてくること―
エピローグ
私はなぜ「教育学」を専攻したか─私のライフ・ストーリー─
参考文献
索 引