新刊

地域の持続可能性

下関からの発信

著者 難波 利光 編著
ジャンル 社会学
出版年月日 2017/03/31
ISBN 9784762027161
判型・ページ数 A5・352ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり

持続可能な地域社会の実現のために、行政や企業は何をなすべきか。

本書では、下関市を事例に、地域の持続可能性について、各分野における研究者による知見をまとめた。地域経済と地域発展、大学教育と住民参加、「下関英国領事館報告」からみる下関の経済社会文化事情、の主な3部で構成されている。

第1部 地域経済と地域発展

第1章 下関市財政の近年の変遷と特徴
―ニーズ変化への市の対応と困難
はじめに 
1.歳入構成の変遷と特徴 
1-1.地方全体の歳入構成  /1-2.下関市の歳入構成 
2.歳出の変遷と特徴 
2-1.地方全体の歳出構成  /2-2.下関市の歳出構成 
3.おわりに 

第2章 下関市を中心とする山口県の金融経済
はじめに 
1.山口県・下関市の経済の動向 
2.山口県の預貯金残高の動向 
3.山口県の貸出残高の動向 
4.山口県の金融構造 
5.山口県の金融機関の店舗分布 
6.山口県における金融リテラシー 
まとめ 

第3章  下関市の人口動態と連携中枢都市圏による医療・福祉への影響
はじめに 
1.下関市の人口推移 
2.人口の自然増減と社会増減の要因 
3.下関市の産業別人口の変化による高齢者および女性労働力の必要性 
4.下関市連携中枢都市圏ビジョンによる医療・福祉供給への影響 
おわりに 

第4章 下関市の産業構造と地域創生
はじめに 
1.下関市の現況 
1-1.下関市の人口の動向 /1-2.下関市の産業の構造 
2.地域経済の屋台骨としての中小企業 
2-1.中小企業の可能性 /2-2.地域における中小企業のプレゼンス 
2-3.下関市の中小企業支援と課題 
むすびにかえて 

第5章 下関における立地企業の地域的展開と産業遺産の活用策
はじめに 
1.下関立地企業における拠点配置の展開 
1-1.マルハ  /1-2.ニチモウ 
2.港湾都市の盛衰と産業遺産の保存・活用 
2-1.北海道函館市 /2-2.福井県敦賀市 /2-3.下関市 
おわりに 

第6章 下関市における都市農村交流活動について
―主としてグリーン・ツーリズムについて
はじめに 
1.全国および山口県におけるグリーン・ツーリズム 
2.下関市におけるグリーン・ツーリズムへの取り組み 
3.下関市菊川町豊東東部地区のグリーン・ツーリズム 
3-1.菊川町豊東東部地区の概観
3-2.菊川町豊東東部地区のグリーン・ツーリズムの活動状況 
おわりに 

第7章  下関におけるウォーターフロント開発と市町村合併による観光への影響
はじめに 
1.統計データからみる下関観光の概要 
2.旧市町別にみた観光の実態と課題 
2-1.旧下関市のウォーターフロント開発と観光 
2-2.旧4町における市町村合併による観光への影響 
おわりに 

第8章 再生可能エネルギーと地域発展―下関市の現状を中心に
はじめに 
1.再生可能エネルギーと地域経済・地域社会 
1-1.再生可能エネルギー普及の現状 117 /1-2.再生可能エネルギー
と「社会的受容性」 /1-3.再生可能エネルギーの導入を通じた「地域再生」
2.下関市における再生可能エネルギー 
2-1.下関市における再生可能エネルギー導入の実態 
/2-2.下関市安岡沖洋上風力発電をめぐって 
おわりに 

第9章 関門鯨産業文化史と鯨のまちの課題・展望
はじめに 
1.関門鯨産業文化史を辿る 
1-1.下関と鯨の関わり /1-2.北九州と鯨の関わり 
/1-3.下関,博多と鯨の関わり /1-4.関門は国内有数の鯨産業エリア
2.くじらの街の課題と展望 
2-1.取り組みと現状 /2-2.課題と展望 
おわりに 143

第2部 大学教育と住民参加

第10 章 下関市立大学の財政構造―法人化以前とそれ以降―
はじめに 
1.公立大学協会データの推移 
1-1.大学経費・経常費に占める大学収入(自主財源)の割合 
/1-2.学生1人あたりの経常費 /1-3.教員1人あたりの学生数 
2.地方交付税交付金と基準財政需要額 
3.法人化以降の運営費交付金 
おわりに 

第11 章  下関市にみる「開かれた学校づくり」から「地域とともにある
学校づくり」への進展
はじめに 
1.学校と地域との関係をめぐるわが国の教育政策の展開―「開かれた学校づくり」 
2.コミュニティ・スクールを基盤とした「地域とともにある学校づくり」 
3.下関市におけるコミュニティ・スクール 
おわりに 

第12 章 下関市立大学における外国研修とその教育的効果
―中国語を例として
はじめに 
1.本学の語学教育における外国研修の位置づけ 
1-1.近隣の大学の第一外国語としての中国語―九州大学,西南学院大学,
北九州市立大学,山口大学  /1-2.本学の語学教育のカリキュラム―中国語 
2.これまでの外国研修の実施状況(2003 年~ 2016 年の13 年間) 
3.外国研修A(中国語)(2015 年)と外国研修B(中国語)(2016 年) 
3-1.外国研修A―青島大学 /3-2.日 程  /3-3.教育的
効果  /3-4.外国研修B―銘傳大學(台湾)  /3-5.日 程 
/3-6.教育的効果
4.外国語研修に関する問題点
4-1.研修前 /4-2.研修中 
おわりに 

第13 章  The State of Community-Based English Language Courses
for Adults in Shimonoseki
―An Examination of the Organizational Structure and Motives of
Noncommercial Providers
1. The lifelong learning of foreign languages 
2. Study overview 
3. Organizations offering noncommercial English language courses for
adults in Shimonoseki 
3-1. Designated administrator organizations /3-2. Publicly-owned
and managed facilities /3-3. Universities 
4. International exchange associations 
5. Overview 
6. The Lifelong Learning Division and its potential role in the provision of
English language courses for adults
6-1. A restricted defi nition of supporting adult learning /6-2. The
issue of equality 
7. Systematically organized community-based language courses for adults :
A feasible endeavor ? 

第14 章 大学による地域貢献の現状と課題
―下関市立大学附属地域共創センターの事例から
はじめに 
1.大学における地域貢献の位置づけと課題 
2.下関市立大学附属地域共創センターとその事業の概要 
3.地域インターンシップにみる地域貢献の課題とその解決策 
3-1.制度概要/3-2.実施状況 /3-3.豊田町における農
事組合法人支援活動とその成果  /3-4.課題解決に何が必要か 
おわりに 

第15 章 住民参加・住民自治によるまちづくりへ向けた課題
―下関市市民活動団体調査を事例に
はじめに
1.事例の概要 
1-1.下関市の現状と地域内分権によるまちづくり /1-2.調査の
概要 
2.アンケート結果の分析 
2-1.対象の特徴と活動の状況 /2-2.資金と人材の調達 
2-3.会員間の人間関係  /2-4.将来の活動に対する希望と課題 
3.考 察 
3-1.参加者の論理
3-2.住民参加・住民自治によるまちづくりの実現に向けた課題 
おわりに 

第16 章  過疎地域における住民主体の地域福祉活動の展開とその
可能性―下関市豊北町の事例から
はじめに 251
1.人口減少社会と住民主体の地域活動 
2.農山村における地域福祉活動の研究 
3.対象地域の概要,地域福祉活動の概要 
3-1.山口県下関市豊北町の概要 
3-2.下関市豊北町における地域福祉活動の概要 
4.下関市豊北町における住民主体の地域福祉活動について 
4-1.地区社協における地域福祉活動「福祉の輪づくり運動」の展開 
4-2.その他の地域福祉活動の状況 
5.合併を契機とした豊北地区社会福祉協議会連合会の設立 
5-1.自主財源縮小の危機と連合会設立  /5-2.豊北地区社会福祉協議会連合会 
おわりに 

第3部 20 世紀初頭における「下関英国領事館報告」を
    通してみた下関の経済社会文化事情

はじめに 
第17 章 イギリス国立文書館について
―利用のガイド並びに関門地域をめぐる史料の紹介
1.イギリス国立文書館とその成り立ち 
1-1.イギリス国立文書館とは /1-2.アーカイブズの成り立ち 
2.国立文書館の利用方法 
2-1.調査の準備  /2-2.文書の注文と閲覧  /2-3.ファイ
ルのリストの重要性について 
3.イギリス国立文書館の関門地域関連史料 
3-1.FO 371 文書 /3-2.FO 262 文書 /3-3.アーネス
ト・サトウ文書 /3-4.関門地域関連史料 

第18 章 英国領事館下関設置の経緯とその後の展開
1.開港前夜 
2.下関英国領事館の設置 
3.領事館移転新築場所の選定 
4.門司船舶事務所の開設 
5.新領事館の建設 
6.領事館の規模縮小,閉鎖 

第19 章 日本側史料からみた下関英国領事館設置と下関
1.下関市における英国領事館設置と建設 
1-1.英国領事館設置の証認 /1-2.下関英国領事館の管轄範囲 /
1-3.英国領事館の建設 
2.明治末期下関市の状況
2-1.下関市の人口と対英貿易 /2-2.明治末期下関の外国領事館
および英国領事 
3.下関英国領事館の業務委託 
4.英国領事館移転・米国領事館招致問題 
4-1.英国領事館をめぐる関門両港の確執  /4-2.米国領事館誘致運動 

第20 章  下関英国領事館報告にみる下関
1.下関領事館管轄区1902 年度の貿易に関する報告書 
1-1 .貿易の動向に関して /1-2.領事管轄区内の社会経済的事情 
2.20 世紀初頭の英国領事からみた下関の人びとの暮らしと下関の対外的
な役割の変遷 
2-1.はじめに/2-2.当時の物価について /2-3.日本人
職員の賃上げ要求について /2-4.国際貿易の拠点だった関門地域 
/2-5.下関の交通網の発達と変遷 /2-6.身近にある「どこで
もドア」から世界へ /おわりに 
あとがき

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