立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
マス・コミュニケーション研究 71
■シンポジウム 水俣病事件報道を検証する
著者 | 日本マス・コミュニケーション学会 編集・発行 |
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ジャンル | 社会学 学会誌 > 日本マス・コミュニケーション学会 |
出版年月日 | 2007/07/30 |
ISBN | 9784762017193 |
判型・ページ数 | A5・160ページ |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 | 在庫あり |
長年にわたり、水俣病事件史を被害者とともに歩んできた専門家の基調講演、新聞・テレビ等のメディア関係者、ジャーナリストによる証言をもとに、水俣病事件報道の検証から、マスメディアのもつ複雑な様相にせまっていく。
他、査読論文3本、2006年度秋季研究発表会 ワークショップ報告等。
シンポジウム「水俣病報道を検証する」
(基調講演:原田正純〔熊本学園大学〕
問題提起者:高峰武〔熊本日日新聞〕、村上雅通〔熊本放送〕)
■第70号「マス・コミニケーション研究:回顧と展望」(承前)
・メディアとグローバリゼーション…鈴木雄雅
■論文
・広告製作者の起源
―1920年代における「商業美術家」と形式主義の言説空間―
…加島 卓
・「音楽メディア」としてのFMの生成
―初期FMにみるメディアの役割の変容 …溝尻真也
・情報ワイド番組における「ニュース・ストーリー」の
構成と理解の実践課程―BSE問題における「リスク」を事例に
…是永 論・酒井信一郎
■2006年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディア文化における身体表象
2 新聞と新聞マンガを考える
3 災害・事故・事件報道にみるジャーナリストの惨事ストレス
―ストレスケアシステムの構築をめざして
4 CATVの50年間―コミュニティ・チャンネルは根付いたか
5 「市民ジャーナリズム」の課題と展望
6 デジタル放送時代における放送制度を考える
7 通信・放送融合をもたらす新しいメディア秩序―IPTVを題材に
8 「此国」から「我国」へ
―明治期の新聞における「国」と民衆の国家観
9 メディアと戦争の歴史を考える
―メディア環境の変化、ジャーナリズムの役割をめぐって
10 「グローバル・ジャーナリズム」は可能か
―欧米とイスラーム世界のメディアから
ナショナルな視点を超えるジャーナリズムを考える