立田慶裕編著「読書教育のすすめ」が『全私学新聞』の書評に掲載されました。 - 2024.02.22
ソーシャル化と放送メディア
著者 | 日本民間放送連盟・研究所 編 |
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ジャンル | 社会学 |
出版年月日 | 2016/05/30 |
ISBN | 9784762026454 |
判型・ページ数 | A5・216ページ |
定価 | 3,190円(本体2,900円+税) |
在庫 | 在庫あり |
ソーシャルメディアの発展による社会全体のいわゆる“ソーシャル化"は、
急速にインターネットとの親和性を高めようとしている放送メディアにどのような影響を与えているか、
あるいは今後与えるであろうか。
本書は、放連研究所の研究者たちが、各自の専門分野をベースにそれぞれの問題意識に基づき、
ソーシャル化が進むなかでの放送メディアの将来を展望する研究を行い、その成果をまとめたものである。
「第1部技術革新によるメディアのイノベーション」「第2部ソーシャル時代のメディア・情報とユーザー」
「第3部ネット・ソーシャル化で変容する放送と制度」の3部から構成。
今後の放送メディアの発展を支えるためにかかせない1冊。
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<「ソーシャル化と放送メディア」 電子版>
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第1章 IoT時代の放送を展望する
第2章 AIの台頭、技術的特異点にむけての映像産業の技術と経営戦略
1.技術の俯瞰
2.技術以外の環境変化
3.技術がもたらす経営戦略の変化
4.結語
第2部 ソーシャル時代のメディア・時代とユーザー
第3章 群衆のなかの行動とメディア情報の役割
―東日本大震災の帰宅困難者はなぜパニックに陥らなかったか―
1.はじめに
2.災害と人びとの行動
3.急激な変化とティッピング・ポイント
4.帰宅困難者と群衆のレジリエンス
5.おわりに
第4章 「世間の人はテレビを信用しているが自分は…」~テレビ信用度に関する第三者効果の検証
1.はじめに
2.他者(=世の中の一般の人びと)はテレビを信用していると思うか(10段階)
3.あなたはテレビを信用しているか(10段階)
4.テレビ信用度の第三者効果
5.世の中の人びとがテレビを信用する理由
6.自分自身がテレビを信用する理由
7.テレビに対するさまざまな意識とテレビへの信用度
8.おわりに
第3部 ネット・ソーシャル化で変容する放送と制度
第5章 BPOの意義と課題
1.はじめに
2.BPOの概要
3.放送倫理検証委員会
4.放送と人権等権利に関する委員会
5.アンケート調査の概要
6.BPOの課題
第6章 日本放送協会(NHK)のインターネット活用業務について
1.はじめに
2.改正法によるインターネット活用業務の扱い
3.NHKのインターネット活用業務審査基準
4.インターネット活用業務審査・評価委員会
5.インターネット活用業務の評価のあり方:公共性と市場競争への影響をめぐって
6.結語
第7章 「忘れられる権利」について放送業界が考えておかなければならないこと
1.なぜ今この問題を考えるのか
2.「忘れられる権利」の対策はどこまで進んでいるか
3.テレビは「忘れられる権利」にどのように取り組んでいるのか
4.「忘れられる権利」について,今考えておくべきこと
第8章 メディア再編の動向と課題
1.はじめに
2.合併・買収と企業文化
3.日本における環境変化への対応
4.メディアの規律と倫理
5.結びにかえて